シャンプー&流さないトリートメントとオイルについて
こんにちは。本日はシャンプーについてと、洗い流さないオイル&トリートメントについて書かせて頂きました。
そもそもシャンプーについては今更感がありますがお客様も知らないことが多いと思いますのでおさらいというかそんな感じで☆
突然ですが、、、
『シャンプーはなにで形成されているか?』
という質問。
a. 水と油と界面活性剤 です。 美容師であれば誰でも分かる質問です。
では良いシャンプーと悪いシャンプーの見極め。それは使用してる油の種類と界面活性剤の種類です。
更に言うならば、界面活性剤が『石油タイプ』か『天然タイプ』どちらを使用しているかです。
石油タイプはタンパク質を壊す成分が入っています。いわゆるタンパク変性という現象です。
※傷みが進行している髪は、毛髪内部のタンパク質が、変性状態になっている可能性があります。
このタンパク変性をしている髪を、タンパク変性毛と言います。
タンパク変性毛とは、髪の内部の構造が、「熱・アルカリ・圧力」などによって、変化してしまう事を言います。
髪のほとんどはタンパク質で出来ているのですが、たまごで例えると分かりやすいです。
生卵に熱を加えると、ゆで卵になりますね。
これは、たまごのタンパク質が、質の異なるタンパク質へと変化したという事が言えます。
この現象が髪にも起こり、タンパク変性毛となります。
タンパク変性毛が及ぼす影響
髪にタンパク変性が起こると、どのような事が起こるのでしょうか。
- ヘアカラーをした際に髪色がにごる(緑色っぽくなる)
- ヘアカラーの色が入りにくくなる
- 髪が明るくなりにくくなる
- パーマがきれいにかかりにくくなる
- パーマがチリチリとした仕上がりになる
おっかない現象です。ちなみにアイロンを毎日使用してもなります。
シャンプーは市販のものはほぼ石油タイプ使用と考えて頂いていいと思います。
これからもお客様の髪の事だけを考えて寄り良い商品をオススメできたらと思います。
そして急に気になった議題で、、、、、、、
『オイルとトリ―トメントは本当に髪に潤いを与えているのか?』
これに関してはメーカーさんの名前を伏せて実験していきたいと思います。
今回乾燥わかめを使って検証させて頂きました。
左が某メーカークリームトリートメント、右はサラダ油ですW
結果は以下のとおり
乾燥ワカメは油では乾燥したまま、トリートメントではばっちり増えてました◎
では別メーカーのトリートメントとオイルタイプ二種類で検証。※すべて市販で2500円前後で販売されている者です。
結果はやはり予想通りオイルタイプは乾燥したままでした。。。
クリーム
オイル×②
一概に全てのオイルがダメとは言いませんし、あくまでワカメの話ですし髪とは成分が異なります。
でも、、、マラソンしてる時に例えると乾ききった喉に給水するときに油は潤いませんからね。。
しかし凄い結果だったのでこれからも検証してみたいと思います☆
藤井りょう